オリエンテーション
平成26年4月1日に採用した6名の研修医に対して、各部門によるオリエンテーションが行われました。
当院では、研修開始の約3週間は、講義形式のオリエンテーションを最小限にとどめた、シュミレーション研修を含むコメディカル研修を実施しています。
薬剤部、診療画像情報部、臨床検査部、リハビリテーション部、栄養管理部、臨床工学部、看護部、医事課、診療情報管理室、管理課など、他職種の業務に関する知識を身に付け、患者さんを支えるのは医師だけではなく、コメディカルを含む病院全職員だということを実感し、他職種協働によるチーム医療への理解も深めてもらいます。
第1回 気管挿管シミュレーション 【インストラクター:麻酔科 佐藤裕副院長】
平成26年5月29日(木)
研修医と看護師 合同の気管挿管シミュレーション研修が行われました。
気管挿管は、医師のみならず、看護師の介助も重要になります。合同で行うことによって、医師がどのような介助を求めているかを看護師が理解し、同じ意識を持って仕事をすることができます。
この研修によって実践的なチーム医療を再認識することができました。
第2回 縫合・結紮シミュレーション 【インストラクター:外科 笹田大敬 科長,若山文規 科長】
平成26年6月24日(火)
研修医の縫合・結紮シミュレーション研修が行われました。
縫合・結紮は、身に付けておかなければならない基本的手技です。
今回は、真皮縫合法を主に研修しました。真皮縫合法は、皮下組織側から真皮方向に針を入れる方法で、糸が表面に出ません。抜糸が不要であり、創の外観も綺麗です。
縫合と結紮は、練習あるのみです。今後は、それぞれが経験と努力を積み、技術の向上を目指していただきたいです。
※一昨年度のシミュレーション研修はこちらです。